導入事例

事例紹介インタビュー | 長島梱包株式会社

物流現場のデジタル化を急加速!
受発注から工程管理までリアルタイムの情報共有を実現

専務取締役 長島 祐平 様
山口 裕巳 様

導入前の課題

  • デジタル化が遅れている業界であり、社内でもなかなか進んでいなかった
  • 受発注情報を大型ディスプレイで表示する際、レポート出力では1画面に収めきれなかった
  • Salesforceの画面に不慣れであることから、現場への普及にかなり苦戦していた

導入効果

  • 現場で進捗情報を直接共有することで、工程管理のために事務担当者が都度確認する必要がなくなった
  • 受発注データなど現場が必要とする情報をリアルタイムで掲示できるようになった
  • Excelのように使えるので普及が早く、項目名変更や色分け等の現場での自発的な工夫が進んだ

受発注情報から進捗管理まで 現場のデジタル化が加速

- 御社の事業について教えて下さい

長島:創業95年、各種工業製品の梱包を中心に、運送や倉庫などのト一タルロジスティクスサービスを提供しております。具体的には、工業製品や精密機器などを海外へ輸送する際に製品特性や形状を考慮した包装設計を行なって梱包する梱包事業、強化段ボールを主軸とした包装材事業、EC事業者様の物流代行等の物流事業や輸送サービス事業を行なっております。

- 「Mashmatrix Sheet」の 導入の経緯について教えて下さい

長島:業界としてもなかなかデジタル化が進んでいないところがあり、手書きやFAXを使うこともまだ多いのです。私は8年前に弊社へ入社したのですが、その時にこれはもう少しデジタル化を進めないといけないなと感じまして、5年程前に営業の商談管理としてSalesforceを導入しました。今は工程管理までSalesforceで行なっていますが、当初は不慣れなSalesforceの画面や操作性から現場への普及にかなり苦戦していました。

山口:そんな時に、Salesforce Live Japanで「Sheet」が紹介されているのを見て、これなら良いのでは、と。

長島:画面が見慣れたExcel ライクであることと、オブジェクト同士を結合したりできるところが有効だなということで導入の検討をさせて頂きました。

山口:ちょうど検討を始めた時期に仙台事業所からあるリクエストがありまして。そこでは一日二回、事務担当者が工場の受発注を手書きして張り出すというアナログな作業をしていたのですが、これからはSalesforceに入っている受発注情報を現場で大型ディスプレイに表示させたい、と。実現に向けて考えたとき、レポート出力では1画面に収めきれない上に、他の項目も表示したいという現場の要望も含めるとなかなか良い方法がなくて困っていました。そのような時に「Sheet」を知り、これだったら現場でも簡単に更新することができ、Salesforceの内容もリアルタイムで表示できるという一覧性の高さが決め手になりました。

現場から意見や要望が活発に。主体的な活用へと変化

- 「Mashmatrix Sheet」を使ってみて、特に優れていると思った点はありますか?

山口:柔軟にオブジェクトを組み合わせて1つの画面に表示できるのが良いなと感じています。1つのブックにあるものを複数まとめて1つのシートに表示できるので、レポートでは作りにくかった受注と発注の関連データが表示できるところは特に良いですね。それから、現場に合わせた項目名の変更や細かい色分け等、現場での工夫が進んでとても見やすくなりました。本当に現場への浸透が早かったです。「Sheet」の導入から1ヶ月位経つと現場から「もっとこうしたい」「このデータが欲しい」等の意見や要望が活発に上がってくるようになりました。Excelのように使えるので、できることのイメージが沸きやすかったのだと思います。2つ目の事業所ではSUMやVLOOKUP等の関数も使って、シートの列を参照して表示しています。

事務所にいながらリアルタイムでの工程管理が実現

- 御社の業務内容において特徴的に「Mashmatrix Sheet」が使われているところを教えて下さい

山口:先ほどの仙台事業所で言いますと、もともと大型ディスプレイを使った掲示板のような形で利用していたのですが、今はMashmatrix Sheetのデータ列機能を使って記入用の列を用意し、梱包サイズや重量等の項目を入力してもらっています。
それと、今まで現場担当者が手書きしていた機械ごとの工程をSalesforceで管理するようにしているのですが、現場での作業終了時にSheetの画面で完了にチェックを入れることで、管理者がわざわざ現場に出向いて進捗をチェックすることなく事務所にいながら工程管理をできるようになっています。

これからは予実管理や在庫管理にも応用していきたいです

- 今後の「Mashmatrix Sheet」の活用方法について、考えていることはありますか?

山口:予算を組むときに各部でエクセルに入力してもらったものを私たちがデータローダで一括登録をしているのですが、二度手間だなと感じているので、「Sheet」を使ってもう少し楽に予実管理ができるのではないかと思っています。
あとは資材販売をしている部署で在庫管理に使いたいという要望があります。棚卸のデータを入れれば「Sheet」をうまく活用していけるのではないかと考えています。

Excelのようにレコード作成等ができて、とにかく導入が早いです

- 最後に、Salesforceユーザーの方へ「Mashmatrix Sheet」のおすすめポイントを教えてください

山口:「Sheet」だと複数のオブジェクトや必要な情報だけで、Excelのようにレコード作成等ができるところですね。それから、日々使い慣れているExcelのように使えるので、とにかく導入が早いです。弊社ではみなさん圧倒的に「Sheet」ばかりを使っていますね。
ですので、複数のオブジェクトを使っていらっしゃる企業の方には時短のメリットは多いと思います!

- どうもありがとうございました!

会社名称: 長島梱包株式会社

URL: https://nagashima.co.jp/

事業内容: 梱包を中心とした運送や倉庫などのト一タルロジスティクスサービス

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