
Salesforceをお使いの皆さま、こんな課題はありませんか?
- Salesforceに登録されている顧客情報(取引先責任者・リード)をリスト化して管理するためにExcelと併用している
- キャンペーンメンバーをリストで管理したいが、キャンペーンメンバーリストビューでは表示できる項目が限られているので困っている
Salesforceのキャンペーンは、イベントの参加者や任意の取引先責任者&リードをグループ化・リスト化するときにとても便利な機能です。
キャンペーンメンバーは、取引先責任者とリードの両方が登録できるというメリットがある一方で、キャンペーンメンバーリストビューに表示できる項目は【種別・状況・会社名・姓・名・役職】のみと限られています。
キャンペーンメンバーリストビューにメールアドレスや電話番号、住所などの関連情報を表示したいのにどうしてもできず、やむを得ずExcelでの管理を併用している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Mashmatrix Sheetを活用すれば、そんな悩みも一瞬で解決できます。
この記事では、Mashmatrix Sheetを使ってキャンペーンメンバーを効率的に管理する方法をご紹介します。
Mashmatrix Sheetでキャンペーンメンバーを管理することで、Salesforceの活用の幅はさらに広がります。
ぜひ最後までご覧ください。
Mashmatrix Sheetでキャンペーンメンバーの一覧を作成する方法
①Salesforceのキャンペーンを作成する
活用の方法はあなた次第!
取引先責任者・リードを「リスト化して管理したい」「件数の統計をとりたい」「記録として残したい」などといった要望があれば、まずはキャンペーンを作成しましょう。もちろん既存のキャンペーンを活用するのもOKです。
Salesforceのキャンペーンには、以下のようなものがあるのではないでしょうか?
- 〇〇イベント参加者
- 展示会での名刺交換リード
- 20XX年度 年賀状送付先
- 20XX年度 カスタマーサクセス対象者
- 特別キャンペーン適用者
- 定期コンタクト対象者
②リスト化したいリード・取引先責任者をキャンペーンに追加する
キャンペーンへの追加方法は簡単です。
任意の取引先責任者やリードをキャンペーンへ追加していくだけです。
取引先責任者やリードの画面から1件ずつ登録してもいいですし、Mashmatrix Sheetを活用すれば、コピー&ペーストで簡単に一括登録もできます。気になる方は以下を参考にしてみてください。
※Salesforceへの見込顧客登録やキャンペーン追加を効率化!「Mashmatrix Sheet」ユースケース2選
https://www.mashmatrix.co.jp/blog/usecase/event_management_usecase6/
③作成したキャンペーンメンバー一覧を表示するシートを作成する
ここでいよいよMashmatrix Sheetの出番です。
Mashmatrix Sheetは、任意のオブジェクトをExcelライクに一覧化、編集できるツールです。リストビューをもっともっと便利にしたもの、「リストビューの高機能版」というイメージを持っていただければわかりやすいと思います。
Mashmatrix Sheetは、単純にリストビューの高機能版というだけでなく、複数のオブジェクトを関連付けて表示させたり、絞り込みや連動表示ができるという特長があります。
ここでは、キャンペーンのシートを作り(ステップ1)、それに連動させる形でキャンペーンメンバーの一覧を表示させる(ステップ2)という方法を使います。
ステップ1:キャンペーンのシートを作成する
1.Mashmatrix Sheet左下の「+」ボタンから新しいブックを作成
2.「キャンペーン」を選んで「作成」をクリック

これでキャンペーン一覧を表示するシートができました。
すでにキャンペーンのシートがある場合、それを利用しても問題ありません。
ステップ2:同じブック内にキャンペーンメンバー連動シート作成する
1.作成したシートの右上にある「+」ボタンをクリックしてから「連動シートを追加」をクリック

2.「キャンペーンメンバー」を選んで「作成」をクリック

これで、キャンペーンメンバーの一覧を表示させるシートができました。
上のシートで選択しているキャンペーンに所属するメンバーが下のシートに表示されています。
上のシートで選択するキャンペーンを変更すると、下のシートに表示される内容が瞬時に変更される状態です。

さらに、キャンペーンシート側に表示されるキャンペーンを固定することで、シートを開いた瞬間に管理したいキャンペーンメンバーが表示される状態にできます。
※フィルタ機能の詳細については、ユーザガイド(フィルタ)を参考にしてください。
3.上のシートの名前の右の「▼」をクリックしてから「フィルタ」をクリック
4.絞り込みたいキャンペーン名を入力し「適用」をクリック

これで、上シートで表示されるキャンペーンが固定され、下シートにはそのキャンペーンのキャンペーンメンバーが表示されるようになりました。
また、2つのシートの真ん中のバーをドラッグ&ドロップすることで、シートの表示割合が調整できます。バーを上の方に動かしておけば、キャンペーンメンバーの一覧がより確認しやすくなります。

これで、Excelライクにキャンペーンメンバーの一覧を管理するシートの準備が整いました。
④作成したキャンペーンメンバーシートに必要な項目を追加する
列の追加から表示したい列をどんどん追加しましょう!
※列の追加については、ユーザガイド(列の追加)を参考にしてください。
また、データ列も活用できます。
データ列とは、Salesforceのオブジェクトにある項目とは別にシート内でのみ利用可能なデータを格納する列で、Salesforceの項目として作成するほどではないものの、一時的に管理したい項目がある場合など、さまざまな活用方法があります。
<データ列の活用>
- 年賀状を送ろうと思っている顧客の一覧シートを作成し、送付済かどうか、年賀状を受け取ったかをデータ列でチェックする
- イベント参加メンバーをリスト化し、招待状の発送状況や当日の参加状況をチェックする
- 新担当への引継ぎリストを作成し、引継ぎステータスや状況の進捗を管理する

今回はキャンペーンメンバーに対し、メールや電話でコンタクトをとったかをデータ列で記録するためのシートを作成してみました。
Mashmatrix Sheetを使えば、Salesforceのデータを直接Excelライクに一覧表示して管理できるだけでなく、データのコピー&ペーストや一括更新なども可能です。この方法なら、Excelで編集・管理してから、Salesforceに反映させるといった二重管理から解放されます。
Mashmatrix Sheet で Salesforceをより便利に!
この記事でご紹介したのはMashmatrix Sheetの機能と活用方法のほんの一部ですが、これだけでも、Mashmatrix Sheetの魅力を十分に実感いただけたのではないでしょうか?
Mashmatrix Sheet は、Salesforceをより便利に、効率的に使いこなすための必須アプリケーションです。気になる方は、ぜひMashmatrix Sheetをお試しください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。