
【こんなことはありませんか?】
- 気になったレコードに色を付けておき、あとから確認したい
- 大量のデータの中から、重要なレコードをすばやく見つけたい
【レコードの色によるフィルタ機能を使うと…】
- 個別に色付けした注目すべきレコードだけを簡単に抽出できる
- 条件付き書式で色付けされた重要なレコードをすばやく絞り込める
Release 35.0で追加された新機能「レコードの色によるフィルタの適用」により、レコードの色情報をもとに、簡単にレコードをフィルタリングできるようになりました。
本記事では、この新機能の概要と設定方法について詳しくご紹介します。
※以下の記事もご参照ください
シート内に表示されるレコードに対して、個別に背景色や文字色を変更する方法
Mashmatrix Sheet 35.0 リリースニュース
「レコードの色によるフィルタ」とは?
レコードの色の変更やシートの書式設定でレコードに対して色(文字色・背景色)を設定している場合、設定されている色を対象としてフィルタを適用することができます。
例えば…
- 気になるレコードに色をつけてマークしておき、あとからそのレコードを絞り込んで確認したい
- レコードに対して、個別に色が指定されたものと条件付き書式設定で色付けされたものが混在しているので、それらを組み合わせて色で絞り込みたい
などの作業を、すばやく簡単に行うことができるようになります!
※ セルに対して適用されている色(列の書式設定で設定されているもの)はフィルタの対象外になります
設定方法
レコードの色によるフィルタの設定は、次の2つの方法で設定できます。
どちらの方法を使っても、適用されるフィルタの機能は同じです。
① シート上部のツールバーにある色フィルタメニューから設定
② シート(またはビュー)の設定画面の「フィルタ」から「色によるフィルタ」から設定
※レコードの色によるフィルタを有効にするには、シートの設定から「オプション」タブを開き、「レコードの色によるフィルタを有効にする」をチェックする必要があります
(デフォルトでは無効になっています)

① ツールバーの色フィルタメニューから設定する
1.「レコードの色によるフィルタを有効にする」が有効になっている場合、シートの上部ツールバー内に色フィルタ設定メニューが表示されます

2.フィルタ設定メニューから、フィルタを適用する対象の色の種類(文字色または背景色)を選択し、カラーパレットから色を選択します
※背景色と文字色はどちらか一方のみ設定できます
フィルタ対象の色として無色(
)を選択すると、色が設定されていないレコードを対象に絞り込まれます。

3.フィルタで選択した色と一致したレコードのみがシートに表示されます
設定されたフィルタは、適用対象の色の種類(文字色または背景色)を表すアイコンとフィルタ対象に設定されている色がメニューボタン内にプレビュー表示されます。

4.フィルタの適用を解除したい場合は、ツールバーの色フィルタメニューを開き「フィルタを解除」をクリックします

② シート(もしくはビュー)の設定の「フィルタ」から設定する
1.シートの設定から「フィルタ」タブを開き、「色フィルタを適用」ボタンをクリックします
※ 「レコードの色によるフィルタを有効にする」が無効になっている場合、「色によるフィルタ」の項目は表示されません


2.メニューからフィルタを適用する対象の色の種類(文字色または背景色)を選択し、カラーパレットからフィルタ対象の色を選択します
※背景色と文字色はどちらか一方のみ設定できます

同様に、ビューの設定画面からフィルタを設定することも可能です。
継承関係を持つビューが作成されている場合、子ビューの「フィルタ」では、「親ビューの色フィルタ設定を継承」がデフォルトとして選択されています。
「色フィルタ設定を上書き」を選択すると、「色フィルタを適用」ボタンが表示され、子ビューで固有の色フィルタを設定することができます。

3.シートの設定から色によるフィルタの適用を解除する場合は、「X」ボタンをクリックします

※注意点
色の判定は完全一致ではなく、見た目が似ていれば同じ色として判定されます。
例えば、( #FFAA22 と #FEAC20) は色コードで考えたときに近い色と考えられ同じ色とみなされますが、(#FFAA22 と #FFBA22)は、別々の色として判定されます。

まとめ
今回は、レコードのフィルタ方法として新たに追加された「レコードの色によるフィルタ」機能についてご紹介いたしました。
設定も簡単ですぐに活用できますので、ぜひお試しください!
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