
2025年8月24日にリリースされた最新バージョン(Release 35.0)で追加された新機能についてご紹介いたします。
1. レコードの一括マージを行うアクション(有償オプション提供)
シート上で選択した複数のレコードをマージするアクションボタンをシートに配置できるようになりました。本機能は有償オプション機能(※1)として提供されます。
【一括マージ機能の特長】
最大50件のレコードを一括マージ
一覧画面で選択した最大50件のレコードを同時に統合します。(標準のマージ機能は3件まで)
すべてのオブジェクトに対応
リードや取引先などSalesforceの標準機能でマージ処理をサポートするオブジェクトだけではなく、任意オブジェクトに対して一括マージ機能を利用できます。
一画面で完結
Mashmatrix Sheet のスプレッドシートUI上で、重複候補の抽出から比較、そしてマージまでを一連で実行できます。
既存運用との親和性
既存のシート設定(フィルタ・並べ替え等)を活かして重複候補を抽出し、そのままマージ処理を行えます。

2. レコードの色情報によるフィルタの適用
シートに表示されているレコードの文字色・背景色をもとに、適合しているレコードのみを表示するフィルタを適用できるようになりました。
この機能で、気になるレコードに色をつけてマークしておき、そのレコードをあとで絞り込んで確認するといった作業が簡単になります。
- シートの設定 > オプション の 「レコードの色によるフィルタを有効にする」にチェックすることで有効になります
- 同フィルタを有効に設定するとシートのツールバー内にフィルタ設定のメニューが表示されます

3. 多態関連ルックアップ編集におけるオブジェクト選択の改良
複数のオブジェクトが関連対象となるルックアップ編集において、デフォルトでの検索対象とするオブジェクトを指定できるようになりました。また、オブジェクトをルックアップの選択肢から非表示に設定することも可能です。

その他の追加機能など詳しい内容につきましては、リリース資料をご確認ください。
※1 オプション(一括マージアクション)のご利用にあたっては、Mashmatrix Sheetをご契約中のお客様は担当営業までお問い合わせください