
このブログでは、Mashmatrix Sheetの「行のグループ化と小計表示」を活用し、Salesforceの売上・商談状況をリアルタイムに把握する方法をご紹介します。
Salesforceのレポートを活用して売上・商談状況を把握されている方も多いかと思いますが、「小計が思うように表示されない」といったお悩みを聞くことがあります。
Mashmatrix Sheetの「行のグループ化と小計表示」を使いこなせれば、そのようなお悩みも解決できます。
2つのユースケースを交えて活用方法をご紹介しますので、ぜひご一読ください。
※Salesforceデータをグルーピングして集計! 「行のグループ化と小計表示」の使い方
※【動画で見る】リアルタイム集計
ユースケース1.
営業マネージャーが商談状況を把握したい時
営業マネージャーが現場の営業メンバーに指示を出したり、課題を見つけたりするために商談一覧を確認する際、行のグループ化が役立ちます。
また、商談状況の把握だけでなく、データの入力や編集も可能です。さらに、気になる点があれば営業メンバーへのToDoをすぐに作成することもできます。
以下の例では Mashmatrix Sheetの「行のグループ化と小計表示」と「ビュー切り替え」を組み合わせて活用することで、マネージャーの業務を効率化する方法をご紹介します。
「フェーズ」や「担当者」ごとにまとめた商談シートを「ビュー切り替え」ですばやく切り替え表示させ、さらに「行のグループ化と小計表示」で、商談金額や商談数などの必要な数字を一目でわかるようにしておけば、日々の案件管理は格段に効率化します。
商談をフェーズごとに見る
商談パイプライン上でどのフェーズでどれくらいの量が(商談数、商談金額ともに)集まっているかをマネージャーが把握することで、フェーズごとに施策の戦略を立てることができます。
もし早いフェーズの商談が多ければ、期待金額は低くなるが、一定数がなければ掘り起こしが足りない(パイプラインが早々に枯渇する可能性が高い)といった分析がしやすくなります。

商談を担当者別に見る
営業メンバーが抱える商談を一覧し、担当者がそれぞれどのくらい商談を持ち、ポテンシャルがあるのかをマネージャーが把握します。案件数が足りなければ新規発掘に力をいれるようにメンバーに促します。

商談を完了予定日別に見る
四半期や月ごとの完了予定の商談をマネージャーが把握します。年間売上目標を達成するために四半期や月ごとの売上予測を確認し、プランを実行していきます。

ユースケース2.
セールスメンバーが商品ごとの売上予測を入力したい時
従量課金サービスのように月々の売上が変動する場合、セールスメンバーが担当商談の月次売上を予測して入力することがあります。このような場面でも「行のグループ化」を活用できます。
商品の売上予測を入力するシートで、商談を軸にグルーピングすることにより、各商談の商品ごとに予測値を入力しやすくなります。
さらに、Mashmatrix Sheetの「時系列マトリックス変換機能」も併用すれば、月ごとの予測値を時系列で入力しつつ、各商談の月次合計も確認できます。
※Salesforce上での予実データ管理が実現できる「時系列マトリックス変換機能」について

まとめ
本記事では、Mashmatrix Sheetの「行のグループ化と小計表示」機能に関するユースケースを紹介しました。
営業マネージャーにとって、Salesforce上で売上・商談状況をリアルタイムに把握することはとても重要です。入力作業も効率化できる「行のグループ化と小計表示」を活用し、Mashmatrix SheetでSalesforceをより便利にお使いください。
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